


【町のカラスと田舎のカラス】
童話に「町のねずみと田舎のねずみ」というのがありますが、まさにカラスもこんなに違うのかと奥久慈にはそれはそれはメルヘンな世界があるのです。横浜にいたカラスくんは凄いですよ。まるでマフィアか、ゴロツキかといった感じで人間を襲ったりゴミを食い散らかしたり鳩や雀をいじめたり、木に鈴なりになって黒く群がっていたりして本当に怖い様でした。町のカラスはゴミがごちそうで人間にいじめられ嫌われおどおどしていて、かわいそうなのです。足が片方切り落とされて(バカな人間がいる体が不自由なものも中にはいるのです。
それに比べて田舎のカラスは、「オーイ、今日はうまいものあったか〜?カーカー!」「カーカーあったあった」とまるで人間が井戸端会議をしているように鳴きあっています。夕方になるとリーダーのカラスが「オーイ!帰るぞ〜」「みんな夜がくるぞ〜!」と呼びかけ合いながら夕陽の彼方に飛んで行くのです。その様は思わず口をあんぐり開けて目で追ってしまうほど、のどかでほのぼのした惰景で心がなんだかしみじみしてしまいます。メルヘンな世界ってお話の中だけだと思っていましたけど、実はお話が先ではなくそんな光景から生まれるのだと妙に納得してしまいました。皆さんも身近で小さな出来事でも目を向けると意外にドラマチックな世界が見えてきたりするかもしれませんよ。それだけで一日がなんとなく幸せになったりするのです。エヘヘッ
【町からやってきたら趣味は楽しい農作業!!】
奥久慈では街から引っ超してきた方が結構住んでいますが、たいてい始めのうち「ワー自然がいっぱい!」「食べ物がおいしい!」「空気もきれい!」と誰しもが感動しそしてしばらくすると「あ〜〜」とため息。のどかすぎてだんだん退屈になってくるのです。そこで「良し!自分でうまいもの育てて食べよう!」と思う方が多く、庭先から、本格的に畑までいろいろな作物にチャレンジしては一つ二つ三つと取れたて野菜を食すたび農作業オタクと陥って行くのです。始めのうちはそんなに専門知識もないのでお店に行って「あっスイカ!食べたい。」で苗を植えて行くのです。ある方などスイカを8個作ろうと苗を8個植えたそうです。すると通りすがりの農蒙さんに「商売でもしんのけ?(商売でもするのですか?)」と声をかけられ、それでスイカは一苗で10個くらいなることがわかったそうです。8苗ということは80個!どうする〜?と困惑していると、幸か不幸かカラスが食べてくれて減ったそうでした。キュウリなどはちょうど食べ頃に収穫しないと、二日後にはおばけヘチマキュウリとなってしまいます。うちのお庭にもプチトマトの苗が8苗あります。木で熟してから食べるのでまるでフルーツ。五歳のうちのチビ助君は野菜嫌いにもかかわらずパクパク食べてしまいます。農家さんの話では、大切に守りたい作物を育てるときは、虫がその作物より好む作物をすぐ隣に植えるそうです。
そうすると大切な農作物に虫たちは集まらなくなるそうです。田舎の虫ちゃんたちには専用のご馳走が用意されているということなのです。すごいなーとそのおおらかな豊かさに感動いたしました。いろいろと勉強になることがいっぱいです。
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