奥久慈日記

わたしの住んでいる奥久慈ハウス物語



天音

奥久慈日記3

 

 

【奥久慈の春が育ってま〜す。】
とうとう来ました!来ました!奥久慈の山はおぎゃーおぎゃーと新芽たちの産声が聞こえるようです。甘いライムグリーント山桜のパステルピンク。ちいさなカリフラワーがいくつも重なり合っているようでおいしそうな色合いの山になってきました。タンポポ畑や菜の花畑が広がり、待望の季節を迎えています。うちの周りには蕎麦畑があるのですが、秋、蕎麦の実を収穫した後しばらくして、ちがう植物の苗を植えていました。そばの花の感動の後だけになんとなく少し心さびしいような気がしていましたが、春になると急にすくすくと育ち始め、葉の中から無数の麦の穂が現れたのです。その植物は大麦ちゃんだったのです。なんだか急にうれしくなってしまいました。空に向かってまっすぐ伸びている一つ一つの麦の穂はとてもエネルギッシュで見ているだけで元気が出てきます。これから実りのときを迎えるときまでをじっくり楽しみたいと思います。

【畑さんが大変だ!】先日うちの息子(5歳になりました。)が突然、「かあちゃん、たいへん!畑がドロドロに汚くなっているよ!畑さんがかわいそう!」ととんできました。子供の指差すほうに目をやると、農家のおじさんが水を貯めて土をかき混ぜ、田植えの準備をしていたのです。子供の目に映る光景は本当に面白いものです。 「植物が元気に育つために、土にたくさんご飯をあげているんだよ!これからお水をいれてお米の葉っぱを植えるんだよ」と教えてあげました。すると、ちゃんと去年のことを覚えていて、「あのお米がつぶつぶ付いている葉っぱの木?」と言って理解してくれました。きっとこれからもたくさんの疑問と発見をして楽しませてくれることでしょう。

【農家さんに美っくり!】 奥久慈に来てまず驚いたことがあります。それは、こちらの70代80代の方々があまりにもお若いのです。農業というと日焼けをしてお肌もシミが出来てしまうことが気になりますが、出会う農家さんみな共通してお肌がぷりぷりのピチピチ、つるピカなのです。それは女性だけではなく、男性もそうなのです。「大豆がいいんだっぺ」という人もいれば、「毎日温泉に行ってっと」という方も。温泉だけじゃこうはならないでしょう。毎日食べるものがいいのでしょうね。実際大げさな話ではなく、みなさん大体10歳くらいは若く見えるのです。   うちの大家さん、76歳なのですが、仕事は現役の家具職人。わたしどもの男性スタッフが二人がかりでやっと持てる大きな木材をヒョイと簡単に担いで車の荷台に載せ、細い田んぼのあぜ道を猛スピードで走り去っていくのです。ある日、わたしたちのスタッフの一人が近くの銘湯(わたしの家の周りには、車で数分のところに数十箇所も温泉があるのですよ)で、ちょうど裸姿の大家さんにバッタリ出会ったそうです。とても76歳とは思えない筋骨隆々背筋もシャキっとして、その肉体美を賛美していました。(とういか、もし闘ったら絶対に勝てないと‥‥) やっぱり、空気も食べるものもよい環境がそのようにさせているのかな‥‥と思うとわたしも今からがんばらねばと励まされる思いがします。(わたしの場合、筋肉をつける以前の問題が……)その秘訣をこれから解明していきたいと思います。先日、近所の農家さんのおうちを訪ねるとブルーベリーの花が咲いていました。(わたしたちがみなさまにお届けしているブルーベリーです)花の色は薄赤紫と薄紫で小さなすずらんの花のように愛らしい花でした。その農家さんは野菜から豆から、漬物、ハーブまで、たくさんのものを自分たちが食べるために一生懸命作っています。最近おばあちゃんになったとかで、今はかわいいかわいい孫のためにと、毎日せっせと土と格闘しています。まもなくその農家さんと一緒に山へ竹の子採りに行ってきますので、機会がありましたらまたご紹介いたします。そんな農家さんとのふれあいの一つ一つをこれからもご紹介できたらと思っています。次回は田植え日記(の予定)だよ〜!お楽しみに‥‥天音

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