奥久慈日記

わたしの住んでいる奥久慈ハウス物語



天音の奥久慈日記リンク

天の音

申し訳ありません。このときの写真は
2005年の12月のみの掲載でした。
機会がありましたらまたご紹介します。

天音

奥久慈日記12

 


【千と千尋のみかん狩り?】
 奥久慈も少しずつ紅葉が始まり、先日スタッフとともに車で奥久慈ぶらり旅をしました。 その日は11月というのに風もまったくなくぽっかり暖かい午後でした。 色とりどりの里山を背にしながら車で進む途中、 いくつもの柿の木を見かけました。 葉っぱがまだたくさんついているのが甘柿、 葉っぱがなく木の枝に柿の実だけがぶら下がっているものはたいてい渋柿で、 これからおいしい干し柿に生まれ変わるそうです。 
 そして、 さらに進むとなんと季節外れの桜が咲いている光景が目に飛び込みました。 その傍らには柿木があるので、なんとも奇妙でした
そのときの写真はhttp://www.farm-grandma.com ご覧いただけます。 そして、山道に入りさらに進むと本線から山の上に向かって車一台がようやく通れるような狭くて急で、 左は崖、右側は谷になっている怖い道に入ってしまいました。 当然Uターンして引き返すことも出来ずまたまた進んでいくと突然行く手をさえぎるような崖が現れ、 道はその崖を切り開くように通っています。 そこは山の頂上なのですが、左右両端に高い崖が迫っているので、 まるで人の侵入を拒んでいるかのようでした。 そこを抜けたとたん、目の前の視界が広がり眼下には棚田が広がり、 まるで別世界。 千と千尋の神隠しのようなおとぎの世界に迷い込んでしまったかのような感じです。 見渡す限り小さな里山が海原のように見えるのどかな集落なのですが、 まったく人の気配がないのです。 柿も柚子もたわわに実っているのですが、 人はおろか家畜やペットなどの動物の気配がまったくないのです。 ふと目の前に現れたのは慰霊碑で、 思わず手を合わせ深々とお辞儀をしてそこを後にしました。 詳しいことは知る由もありませんが、 その静けさは不用意に荒らしてはいけない、 そんな清い土地なのだと思いました。 

 その村を後にして峠を抜けると、 先ほどとはうって変わって川で釣りをしている人や牧場の牛たちに出会いました。 相変わらず紅葉の中をくぐり抜けていくと、 「みかん果樹園」 の文字が‥‥。 そう、 奥久慈はリンゴもみかんも同じところでとれる珍しい地域なのです。 温帯の北限で、東に向かえば太平洋。 そこは暖流と還流が交じり合うところで寒いところの魚も暖かいところの魚も摂れる豊かな漁場、 そして西に向かえば那須連峰の麓、 「リンゴ」や「みかん」、「桃」、「苺」、「梨」、「葡萄」、「柿」など旬のフルーツが盛りだくさんなのです。 diary4.jpg(21017 byte)うれしい楽しいみかん狩り!丘の斜面の陽の当たる畑にひろがるのどかなみかん畑。 やさしい農園のおばちゃんにみかんを入れるための網袋もらって、 つめ放題、 食べ放題の畑へ‥‥!たくさん網に入れるためには大きいものだけでも小さいものだけでもだめで、 そのバランスが難しいのです。 みかんをもぎりながら皮ごとほおばるおいしさは感動!  無農薬無消毒だからできる醍醐味です。 とりたてを口に含むとそれはそれは甘酸っぱさがいっぱいに広がります。 ついつい夢中になってたくさん網に詰め込んだら穴がポッコリ‥‥、 アーレー、 コロコロコロ‥‥‥! みんな丘の下まで転がってしまいました。 (ちゃんと拾い集めて違う袋に入れかえましたよ。 ) また来るからね  と おばちゃんと約束。 なごりを惜しみながらみかん園をあとにしました。
帰る途中の集落を通ったときに目にした看板には「全戸で子供を守る!」のたて看板が‥‥。 「‥守る」と宣言しているわけですからすごいことですよね。 そういえばみかん園のおばちゃんに聞いた話ですが、 みかん狩のシーズンが終わると、これらのみかんは近くの保育所や学校の給食に配られるそうです。 「なんといっても無農薬だからこどもたちにもいいんだ」 とのこと。 それは「全戸で‥守る」ことと同じなのです。 愛情いっぱい、地域の人たちに守られ、 おいしくて安全な食材で育つこの地の子供達は本当に幸せだなーとしみじみ思いました。 お子さんを元気で明るく愛情いっぱいに育てたいというなら奥久慈は超おすすめです。

【豪邸!えっ、 母屋じゃないの?】
ファームグランマのオフィス近くで大工さんが立派な家を建てているというので見にいきました。  まだ、 建築中ですが「ここはキッチン、ここは寝室‥‥」 とつい口をついてしまいそうな広いおうち。天然木の丸木が2本横と奥行きに走っています。diary1.jpg(24792 byte) 建築のことなどよくわからないわたしでも、 その丁寧な作りと技術は宮大工? と思わせるような見事なものです。 なによりすごいのは一人で建てているということです。 もっとすごいのは図面なしで作っているというのです。 柱に使われている天然丸木も自ら山へ行って切り出したものだそうです。 そしてそして、 なんとこの豪邸、 人が住むところではなく納屋だそうです。 エー! 奥久慈の大工さん、すごい! 写真も撮りましたのでhttp://www.farm-grandma.comでご覧いただけます。 わたしの夢は奥久慈ハウスに開閉式天窓を付けて、 四季折々の里山の景色と、満天の星空を見ながらのんびり過ごすこと‥‥。 うちの怪獣君、早く大きくなれ〜! 

© 2006 Farm Grandma Group